2016年05月15日
Sさんの笛
親子で笛を習い始めたSさんの笛を作ろうと、ここんところぼちぼち作業をしております。
高校生の息子さんの笛は既に完成して引き渡し済み、次はお父さんの分です。
私は当初、お父さんは息子さんの付き添いついでに習う感じ、だと思っていたのですが
実際はそんなことなくて、かなり熱が入ってるんですね。
ですので、何とか良いものを作りたいと思ってます。
Sさんからのオーダーで薄い煤竹風にして欲しいということなので、まずは着色。
私の場合、表皮をむいて、柿渋と木酢酸鉄を使用します。
今までなかなか上手くいかなかったんだけど、今回のでだいぶコツをつかんだ感じ。
それから、孔あけて、管頭詰めて、管内塗装して、糸巻いて、やっと出来上がり。
結構時間がかかってしまった。
それにしても、今回はやたら竹が割れて何本もダメにしてしまったんで、
良い竹材は底をつきました。
そんで仕方なく、肉が薄くて少し細い、正直あまりそそられない竹材で作ってみたところ、
見た目はまあまあなんだけど
音がやっぱりなんだかなぁ、それなりだなぁ。
よく見ると、うっすら割れも入ってけつかる。
そんなわけですいません、Sさん。
あまりいいのが出来ませんでした。
また作りますんで、去年取った竹が乾くまで、2〜3年程お待ちください。


高校生の息子さんの笛は既に完成して引き渡し済み、次はお父さんの分です。
私は当初、お父さんは息子さんの付き添いついでに習う感じ、だと思っていたのですが
実際はそんなことなくて、かなり熱が入ってるんですね。
ですので、何とか良いものを作りたいと思ってます。
Sさんからのオーダーで薄い煤竹風にして欲しいということなので、まずは着色。
私の場合、表皮をむいて、柿渋と木酢酸鉄を使用します。
今までなかなか上手くいかなかったんだけど、今回のでだいぶコツをつかんだ感じ。
それから、孔あけて、管頭詰めて、管内塗装して、糸巻いて、やっと出来上がり。
結構時間がかかってしまった。
それにしても、今回はやたら竹が割れて何本もダメにしてしまったんで、
良い竹材は底をつきました。
そんで仕方なく、肉が薄くて少し細い、正直あまりそそられない竹材で作ってみたところ、
見た目はまあまあなんだけど
音がやっぱりなんだかなぁ、それなりだなぁ。
よく見ると、うっすら割れも入ってけつかる。
そんなわけですいません、Sさん。
あまりいいのが出来ませんでした。
また作りますんで、去年取った竹が乾くまで、2〜3年程お待ちください。


Posted by まもさー at 02:47│Comments(0)
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